メソッド
I.経営陣の課題
CEO/CFOなど経営陣は常時次のような課題を抱えています。
[1]業務の実態把握
CEO/CFOなど経営陣は常に何処で何がおきているかを多角的に把握しなければなりません。また事業買収(M&A)や事業の多角化を繰り返して事業が複雑化すればするほど、多角的な実態把握の必要性はますます高まります。
[2]株主への適切な説明力(上場企業)
さらに上場企業のCEO/CFOなどの経営陣は「コーポレートガバナンス・コード」に従い事業運営に関する意思決定過程の合理性を説明する努力または責任(*)が伴います。
(コーポレートガバナンス・コード 基本原則5*「株主との対話」)
CEO/CFOの課題を解決するためにチーム組成と働き方データを取得する。私たちのメソッドの主軸はここにあります。
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- Remarks:
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コーポレートガバナンス・コードについて
* 2015年3月に金融庁と東京証券取引所によって制定されたコーポレートガバナンス・コードは2018年6月に改訂されました。そこでは自社の資本コスト(ROICハードルレート)を的確に把握した上で事業ポートフォリオの見直しや設備・研究開発投資・人材投資等の適切な配分をどのように行なっているか株主と対話できるよう求められています。


II.解決に向けて
ファイナンス視点でデータを取得する
チーム組成と働き方データ取得を実現するにはデータの使い道となるファイナンス視点が欠かせません。
トランジットワークスのソリューションは働き方改革の最終的な成果をファイナンス視点で確認できるようにすることにあります。
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- Reason1
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成果が「貨幣」で把握できるから。
働き方改革の最終目的は業績を高めることにあります。また、あらゆるステークホルダーが理解できる共通言語は「貨幣」。働き方をファイナンス視点で把握する理由の一つは成果が貨幣で把握できるからです。

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- Reason2
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構成(チーム)単位で把握できるから。
真に卓越した組織は組織内のあらゆるレベルで人々の学習する能力を高めます。私たちは組織内のあらゆるレベルでの学習を可能にするために売上ではなくP/Lを確定できる単位で働き方データを切り出します。働き方をファイナンス視点で把握する理由のもう一つは、構成(チーム)単位で把握できるからです。

